阪神・淡路大震災で失われたモノ、残されたモノ、生まれたモノ…そんな記憶を記録します。
#文中に登場する名称・データ等は、初出当時の情況に基づいています。
これまで地域、子ども、阪神・淡路大震災の復興まちづくりなどを追ってきた青池憲司監督は、2011年3月の東日本大震災の被災地・宮城に、旧知の知人を訪ねます。
その後、地元有志を中心に映画製作委員会が準備され、青池監督が津波被災地で人々の復興の歩みを記録していくことが決定。
2011年6月初め、現地に拠点を構えた「青池組」の映画『宮城からの報告—こども・学校・地域』(仮題)は、本格的にクランクインをしました。宮城県石巻市のある小学校を中心に、その児童や学校、周辺地域に寄り添います。
地元自治体、教育関係者、学校、地域住民の皆さんなど様々な支援の下、協働作業が始まりました。